自然農を半年やってみて育てやすかった野菜ベスト5

2021年7月14日

今回は自然農を始めたばかりの私たちがここ半年の期間の中で収穫できた野菜の中で、特に成績がよかった野菜たちをランキング形式でご紹介します。

本当はお勧めの野菜と言いたいところですが、たまたま運よく育っただけの可能性はあるので、育てやすかった野菜というタイトルでお伝えします。

自然農を始めたばかりの畑でどういったものが収穫できるのか、興味のある方はぜひ参考にしてください。

自然農を半年やってみて育てやすかった野菜5選

第5位 モロッコいんげん

私たちが収穫し始めた時期 : 7月上旬〜

5位の理由

  • 発芽直後から大きくて健康に育った
  • 柔らかくて美味しい
  • まだ虫の被害にも遭っていない

モロッコいんげんはまだ収穫し始めたばかりなので、今後は評価が変わるかもしれません。

このまま安定して収穫し続けられたとしたら、さらに上位の野菜になりそうです。

モロッコいんげんは発芽した直後からかなり大きい健康優良児タイプの野菜です。

ぐんぐん成長するので、安心して観ていられました。

モロッコいんげんは実が柔らかくておいしいですね。

注意点

いんげんは土の中の線虫が増えると言われているため、コンパニオンプランツでの野菜づくりをしている人は配置する場所に注意が必要となる野菜です。

ちなみに私たちは畝の北側のスペースを利用して育てています。

また、育ててみた上で感じるのは、葉がすごい勢いで成長するということです。

どのように支柱を配置するかにもよりますが、モロッコいんげんが育つ付近は日当たりが悪くなることを想定しておいたほうがいいかもしれません。

第4位 パセリ

私たちが収穫し始めた時期 : 6月中旬〜

4位の理由

  • 狭いスペースでも十分な量を収穫できる
  • 少しの量でも存在感がある味
  • 虫の被害が出なかった

パセリは育ち始めるまで少し時間がかかりましたが、虫の被害に遭いにくく、健康的にすくすくと成長しました。

セリ科の野菜は他にセロリも育てていますが、セロリと比較するとだいぶ早く収穫できる野菜です。

食べる際には少ない量でも存在感のある野菜なので、1平方メートルくらいのスペースで育てただけで、現在食べきれないくらいの量が収穫できています。

料理に香りの強い野菜を使うのが好きなご家庭であれば、とてもありがたい野菜になるのではないかと思います。

第3位 サニーレタス

私たちが収穫し始めた時期 : 6月中旬〜

3位の理由

  • 生で美味しく食べられる
  • 健康的に育ちやすい
  • ナメクジが住み着かない

サニーレタスは育ち始めるまではやや時間がかかりました。

発芽直後は弱々しい姿でしたが、一旦育ち始めると虫の被害にも遭いにくく、綺麗に育ちやすい野菜でした。

結球レタスはナメクジが中に住み着いてしまう危険がありますが、サニーレタスはナメクジが住み着かないようです。

ただ、サニーレタスはあまり発芽しない時期がありました。どちらかというと早い時期にまいたものの方がうまく育っています。

なかなか発芽しない理由はわかりませんが、草マルチにより湿度が高くなったことでナメクジが寄ってきて、発芽直後の芽が食べられたという可能性もありそうです。

第2位 春菊

私達が収穫し始めた時期 : 4月中旬〜

2位の理由

  • 摘み取り収穫ができる
  • とにかく沢山収穫できている
  • 虫の被害が出にくい

私たちは3月に種まきして育て始めたのですが、発芽しやすくて虫もつきにくい野菜なので、とても育てやすかったです。

さらに魅力的なのは摘み取りでの収穫ができる点です。家の近くに畑がある人にとっては大きなメリットになりますよね。

春菊を春まきした場合は花芽が付きやすいという情報を見たため、すぐに薹が立って固くなってしまうかと心配しましたが、問題なく摘み取り収穫ができています。

春にまいても柔らかい春菊が収穫し続けられるコツのようなものがわかったので、近いうちに春菊の栽培方法についての動画もご紹介しようと考えております。春菊が好きな方にはぜひ聞いてほしい内容ですので、お楽しみに。

第1位 のらぼう菜

私たちが収穫した期間 : 4月中旬〜5月下旬

1位の理由

  • 摘み取り収穫ができる
  • 寒い時期から収穫し始められた
  • 私たち夫婦が大好きな味だった

この野菜だけは昨年の11月からセルトレーで育て始めました。

冬の時期は氷点下10℃くらいの日が数回あったにもかかわらず、問題なく外で冬越えできました。

アブラナ科の野菜には虫が多く寄ってきますが、冬越えできる野菜であれば虫の少ない時期に収穫が始められるので、育てやすいですね。

春菊と同じく、のらぼう菜は摘み取り収穫ができる点もありがたかったです。

今回は育て始めた時期が遅かったため、それほど大きくは育ちませんでしたが、夫婦2人で食べるには十分な量が収穫できました。

この野菜はこれまで食べたことがなかったのですが、少し辛味のある味がとても気に入りました。

絶対に今年は適切な時期に育て始めようと考えています。

今回ご紹介する野菜の中で私たち夫婦が最もオススメするのはこの野菜です。

まとめ

私たちが自然農を楽しめているのは、今回ご紹介したような沢山収穫できる野菜があったおかげです。

自然農での野菜づくりがここまで収穫につながるとは考えていなかったので、始めてみて本当によかったです。

もしこれから自然農法に挑戦しようと考えている方は、粘土団子と自然農がそれぞれどういう特徴を持った農法なのかを比較してお伝えする記事がありますので、よろしければぜひご覧ください。

野菜の自給

Posted by カオル